
ミャンマーに対する緊急無償資金協力について(ポリオ予防接種に対する支援)
平成19年9月14日
- 我が国政府は、9月14日(金曜日)、ポリオ感染の拡大防止を目的として、ミャンマーに対し、国連児童基金(UNICEF)を通じ、約187万ドル(約2億1,700万円)の緊急無償資金協力を行うことを決定した。
- ミャンマーでは、2003年にポリオ撲滅の宣言が行われていたが、昨年に引き続き、本年もポリオの発生が確認された。国際社会はポリオについて世界レベルでの早期撲滅を目指しており、今回のミャンマーにおけるポリオ発生が感染拡大に繋がらないよう迅速に対策を講じることが極めて重要である。
- こうした状況を踏まえ、ミャンマー政府は、UNICEFと協力し、11月及び12月の2回にわたり、全国で、5歳未満の児童全員(約750万人)を対象とした予防接種実施を決定し、UNICEFが国際社会に資金援助を要請した。
- 我が国としては、ポリオ感染のミャンマー全土、更には周辺諸国への拡大を防ぐという緊急かつ人道的観点から、本件緊急無償資金協力を実施することとした。