
スーダン共和国における洪水被害に対する緊急援助について
平成19年7月24日
- 我が国政府は、7月24日(火曜日)、集中的な豪雨による洪水被害を受けたスーダン共和国政府に対し、約1,600万円相当の緊急援助物資(テント、プラスチックシート、毛布、発電機)を供与することを決定した。
- スーダンでは、14日(土曜日)以降、スーダン中部から東部にかけて発生した豪雨による洪水により、ハルツーム州、北コルドファン州及び白ナイル州を中心に、死者55名、負傷者110名、約3万3、000世帯の住宅被害(23日時点)をもたらしている。
現在、スーダンでの降雨量は年間降水量を超えており、広範囲の地域において今次洪水による被災者が不自由な避難生活を強いられている状況にあり、今後さらに雨期が続くため被害が拡大することも懸念されている。
- このような状況下、スーダン政府は、復旧ための自助努力を行なうとともに、今般、我が国に対して緊急援助を要請してきたところであり、我が国としては、今次洪水による被災者に対する人道的支援の観点及び我が国とスーダンの友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととしたものである。