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フィリピン共和国ルソン島南部における台風による泥流災害に対する緊急援助について

平成18年12月2日

  1. 我が国政府は、フィリピン共和国ルソン島南部において、台風による大規模な泥流災害が発生したことを受け、12月1日(金曜日)、同国政府に対し、約2千万円相当の緊急援助物資(テント、毛布等)を供与することを決定した。
  2. フィリピンでは、11月30日から12月1日にかけての台風による大雨により、アルバイ州レガスピ市周辺等で大規模な泥流災害が発生した。1日現在(現地時間)、国家災害調整委員会(NDCC)の発表によれば、死者198名、行方不明者260名、負傷者64名、被災者約2万5千名との被害が報告されている。
  3. 我が国としては、同国政府の要請を踏まえ、被災者に対する人道的支援の観点、及び我が国とフィリピンとの友好関係に鑑み、緊急援助を行うこととしたものである。
  4. なお、これに関し、同日午後、安倍総理大臣よりフィリピン共和国のアロヨ大統領に対し、日本国政府及び日本国民を代表して、亡くなられた多数の犠牲者の遺族の方々への哀悼の意を表するとともに、被災者の方々の速やかな恢復と復興を祈念するお見舞いメッセージを発出し、麻生外務大臣からもロムロ外務長官に対し、同旨のお悔やみと速やかな恢復と復興を祈念するお見舞いのメッセージを発出した。


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