平成18年1月31日

1. わが国政府は、ボリビアにおいて、大規模な洪水被害が発生したことを受け、同国政府に対し、約1,000万円の緊急援助物資（テント、毛布、スリーピングマット、簡易水槽）を供与することを決定した。
2. ボリビアでは、昨年10月から続く一連の豪雨によって発生した洪水被害により、1月30日（月曜日）現在、死者は13人、負傷者は29人、被災世帯数は33,900戸と発表されている。現在、広範囲の地域において被災者が不自由な避難生活を強いられている状況にあり、引き続き降水量が高い数値を示す中、今後被害が拡大することが懸念されている。
   　こうした状況下、同国政府は、復旧のための自助努力を行なうとともに、30日（月曜日）、国際社会に対し、緊急援助を要請した。
3. わが国としては、ボリビア政府の要請を受け、今回の災害による被災者に対する人道的支援の観点およびわが国とボリビアとの友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととしたものである。