国別地域別政策・情報 国別約束(年度別交換公文(E/N)データ)

インドネシアにおける鳥インフルエンザの感染被害に対する緊急援助の実施について

平成17年10月25日

  1. わが国は、インドネシア政府の支援要請に応じ、9月に鳥インフルエンザ感染被害に関する調査チームを派遣したところであるが、今般、右調査結果に基づき、総額2,500万円相当(輸送費込み)の医療資機材(実験室用検査機器、診断機材・試薬)を供与することを決定した。同機材は、25日にもインドネシアに輸送され、直ちにインドネシア政府に引き渡される見込みである。
  2. インドネシアにおいては、本年7月に鳥インフルエンザによる感染死亡例が確認されて以来、被害は拡大傾向にある。WHOの報告(25日現在)によれば、これまでに感染が確認された例は7件(うち死亡例4件)である他、疑い例として経過を観察中の患者が80余名いる由である。
  3. 今回の協力実施により、インドネシアにおける鳥インフルエンザの感染拡大防止および同国の鳥インフルエンザへの対応体制の強化に資することが強く期待される。


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