平成17年10月7日
- わが国政府は、10月7日(金曜日)、熱帯性低気圧スタン(STAN)による豪雨災害を受けたグアテマラ共和国政府に対し、1,200万円相当の緊急援助物資(毛布、浄水器、簡易水槽、発電機、ポリタンク、プラスチック・シート)を供与することを決定した。
- グアテマラ共和国では、熱帯性低気圧スタン(STAN)による集中豪雨が発生した結果、太平洋沿岸地域、ケツアルテナンゴ県南西部および首都を含む中央部において河川の氾濫、土砂崩れ等の自然災害が発生し、死者127名、被災者38,086名の被害(現地時間6日(水曜日)夕方時点)をもたらした。
現在、グアテマラ共和国では、広範な地域において被災者が不自由な避難生活を強いられている状況にあり、同国政府は、復旧のための自助努力を行うとともに、わが国に対し緊急援助を要請した。
- わが国としては、今回の災害による被災者に対する人道的支援の観点およびわが国とグアテマラ共和国の友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととしたものである。
(参考)6日、同じく豪雨災害を受けたエルサルバドル共和国に対し、1,200万円相当の緊急援助物資を供与することを決定している。