
ハイチ選挙プロセスに対する緊急無償資金協力について
平成17年8月5日
- わが国政府は、ハイチ共和国に対し、国連開発計画(UNDP)を通じ、ハイチ選挙プロセスに対する緊急援助を目的として、約89万ドル(約9,500万円)の緊急無償資金協力を行うことを決定した。
- ハイチ共和国において、地方選挙(10月9日)、大統領・国会議員選挙(11月13日)および大統領・国会議員決選投票(12月18日)が行われる。これら一連の選挙は2004年2月の政治危機後に実施される最初の選挙であり、その円滑な実施は同国の安定・民主化にとって極めて重要である。ハイチ暫定政権は、国際社会と協力しつつ、右選挙の公正かつ円滑な実施に向けて全力を挙げている。
- わが国は、ハイチ暫定政権に協力して選挙準備・実施に関与する国連開発計画(UNDP)からの要請を踏まえ、選挙の円滑な実施に貢献するために、また、わが国とハイチ共和国の友好関係に鑑み、今回緊急無償資金協力を実施することとしたものである。