
ハイチにおけるハリケーン災害に対する緊急援助について
平成17年7月15日
- わが国政府は、ハイチ共和国を襲ったハリケーン・デニスにより、同国において甚大な被害が出ていることを受け、同国暫定政府に対し、約1,100万円の緊急援助物資(毛布、発電機、中短波ラジオ)を供与することを決定した。
- ハイチでは、7月6日(水曜日)から7日(木曜日)にかけて発生したハリケーンによる洪水被害により、死者26人、被災者約1万5千人、家屋全壊・損壊1,600戸以上、農作物被害、橋の倒壊等インフラ被害が発生している(13日ハイチ内務・国土省発表)。
ハイチでは、現在、同国南部を中心に広範囲の地域において被災者が不自由な避難生活を強いられている状況にあり、同国政府は、復旧のための自助努力を行なうとともに、国際社会に対し、緊急援助を要請している。
- わが国としては、今回の災害による被災者に対する人道的支援の観点およびわが国とハイチとの友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととしたものである。