
アフガニスタンにおける洪水被害に対する緊急援助について
平成17年4月20日
- わが国政府は、4月20日(水)、洪水被害が生じているアフガニスタンに対し、約1,300万円相当の緊急援助物資(テント、毛布、プラスチックシート)を供与することを決定した。
- アフガニスタンでは、数年振りの厳冬・豪雪の後、3月に春先の雪解け水と降雨による洪水被害が北部地域を中心に発生し、また、3月末以降には中部および西部地域の広範囲でも豪雨による洪水が発生し、これまで少なくとも死者200名以上、多数の行方不明者が発生している他、少なくとも2500世帯に被害が生じており、今後更なる洪水の危険性も指摘されている。
現在、アフガニスタンでは、広範囲の地域において被災者が不自由な避難生活を強いられている状況にあり、同国政府は、国連と合同対策センターを設置して救援活動を開始するとともに、国際社会に対して緊急援助を要請している。
- わが国としては、今回の災害による被災者に対する人道的支援の観点およびわが国とアフガニスタンの友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととしたものである。