ガイアナにおける
洪水被害に対する緊急援助について
平成17年1月25日
- わが国政府は、1月25日（火）、ガイアナ協同共和国において大雨による洪水のため甚大な被害が発生していることを受け、同国政府に対し、約1，245万円の緊急援助物資（発電機、簡易水槽、ポリタンク及びスリーピングマット）を供与することを決定した。
- ガイアナでは、14日夜半より断続的に大雨が続いており、住宅家屋の浸水、道路冠水による通行不能等の被害が出ている。現在判明している被害状況は、死者2名、被災者約5万人（ガイアナの総人口約75万人の約6．6％に相当）であり、首都ジョージタウン周辺地域でも洪水被害の顕著な3地域が被災地域として指定された。現在、数千人の被災者が住宅家屋浸水によりシェルターに避難している。
同国政府は、国際赤十字・赤心月社連盟等国際機関の支援を得て復旧のための自助努力を行なうとともに、国際社会に対し、緊急援助を要請している。
- わが国としては、今回の災害による被災者に対する人道的支援の観点およびわが国とガイアナの友好関係を考慮し、同国政府に対し緊急援助を行うこととしたものである。