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スリランカにおける
津波災害に対する国際緊急援助隊・
医療チーム(2次隊)の派遣について

平成17年1月4日


  1. わが国政府は1月4日(火)、インドネシア・スマトラ島沖で発生した大規模な地震により甚大な津波災害に見舞われたスリランカ民主社会主義共和国政府に対し、12月26日に派遣した1次隊に続き、23名からなる国際緊急援助隊・医療チーム(外務省員、医師、看護師、薬剤師等)を1月5日(水)より派遣することを決定した。

  2. わが国としては、今回の津波災害の被災者に対する人道的支援の観点およびわが国とスリランカ民主社会主義共和国との友好関係に鑑み、同国に対し、1次隊に続き2次隊の国際緊急援助隊・医療チーム派遣を行うこととしたものである。

    (参考)スリランカでは、日本時間26日(日)午前10時頃、インドネシア・スマトラ島のアチェ特別州海岸沖で発生した大規模な地震により、スリランカ全沿岸部に大きな津波被害が発生し、日本時間1日(土)午後19時時点において、死者2万9729名、行方不明者5240名、避難者数80万4599名が報告されている。
     スリランカ政府は、26日(日)午後、国家災害非常事態(State of National Disaster)を宣言するとともに、首相官邸に緊急対策本部を設置。同日、首相官邸で緊急災害援助に係るドナー会合が開催され、緊急援助(医療チーム派遣、緊急物資供与)の支援要請がなされたのに続き、31日(金)午前、クマラトゥンガ大統領が外交団および国際機関の長を大統領府に招き、緊急、長期的支援を要請した。



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