
フィリピンにおける
集中豪雨災害に対する緊急援助について
平成16年12月2日
- わが国政府は、12月2日(木)、集中豪雨災害を受けたフィリピン共和国政府に対し、約2,800万円の緊急援助物資(毛布、テント、発電機、浄水器、ポリタンク等)を供与することを決定した。
- フィリピン共和国では、11月20日以降、台風及び熱帯低気圧により、ルソン島東部およびミンドロ島を中心に集中豪雨が発生し、死者426名、被災者886,621名の被害(12月1日時点)をもたらした。
現在、フィリピン共和国では、広範囲の地域において被災者が不自由な避難生活を強いられている状況にあり、同国政府は、復旧のための自助努力を行なうとともに、国際社会に対し、緊急援助を要請している。
- わが国としては、今回の災害による被災者に対する人道的支援の観点およびわが国とフィリピン共和国の友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととしたものである。