
インドネシア・
東ヌサ・トゥンガラ州アロール島沖
における地震災害に対する緊急援助について
平成16年11月17日
- わが国政府は、11月12日(金)に東ヌサ・トゥンガラ州アロール島沖で地震災害が発生したことを受け、インドネシア政府に対し、総額約1,300万円相当の緊急援助物資(テント、プラスチックシート、スリーピングマット、毛布)を供与することを決定した。
- 上記災害は、12日未明、インドネシアの東ヌサ・トゥンガラ州アロール島沖でマグニチュード7.4規模の地震が発生し、多くの住民が被災したものである。現時点で判明している被害状況は、死者24名、重傷者115名、軽傷者119名、家屋全壊575戸、重度の家屋損壊3,980戸等であるが、被災地が遠隔地であるため状況の把握に困難を来しており、今後、被災者の数は増加する可能性がある。
- インドネシア政府は、15日、アルウィ・シハブ国民福祉担当調整大臣を団長とする調査団を現地に派遣し、被害状況の把握、支援活動に従事しているが、多くの被災者が不自由な避難生活を強いられていることから、今般、インドネシア国家災害調整管理委員会より、わが国に対して支援の要請がなされた。
- わが国としては、今回の被災者に対する人道的観点およびわが国とインドネシア両国の友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととしたものである。