
ハイチにおけるハリケーン災害
に対する緊急援助について
平成16年10月8日
- わが国政府は、10月8日(金)、ハイチ共和国を襲ったハリケーン・ジーンにより、甚大な被害が出ていることを受け、同国暫定政府に対し、追加的に約912万円の緊急援助物資(発電機、簡易水槽、ポリタンク、プラスチックシート)を供与することを決定した。
- ハイチでは、9月17日から19日にかけて同国を襲ったハリケーンによる洪水被害により、死者2000人以上、被災者約30万人、多数の家屋の倒壊、電気および水道施設等インフラ破壊等の被害が発生したが、復旧状況は極めて限定的であり、被災民の大部分は、依然として不自由な避難生活を強いられている状況にある。
同国政府は、復旧のための自助努力を行うとともに、国際社会に対し、引き続き緊急援助を要請している。また、国連は、10月1日、ハイチの今次災害緊急援助にかかるフラッシュアピールを発出した。
- わが国としては、今回の災害による被災者に対する人道的支援の観点およびわが国とハイチとの友好関係に鑑み、9月22日に実施した緊急援助(約1,260万円)に加え、更に緊急援助を行うこととしたものである。