
パナマ共和国における
集中豪雨災害に対する緊急援助について
平成16年9月22日
- わが国政府は、9月22日(水)、集中豪雨災害を受けたパナマ共和国に対し、約970万円の緊急援助物資(毛布、テント、スリーピングマット)を供与することを決定した。
- パナマでは、18日(金)の夕刻からパナマ市地域を中心に発生した集中豪雨により、市内を流れる川を中心に洪水および地滑りが起こり、同市北東部のサンミゲリート地区、フアン・ディアス地区およびパコラ地区において死者14名、行方不明者3名、被災家屋2,555棟等の被害(21日時点)をもたらした。
現在、パナマでは被災者が不自由な避難生活を強いられている状況にあり、同国政府は、復旧のための自助努力を行うと共に、21日、日本政府に対し緊急援助の要請を行った。
- わが国としては、今回の災害による被災者に対する人道的支援の観点およびわが国とパナマの友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととしたものである。