
ハイチにおける
ハリケーン災害に対する緊急援助について
平成16年9月22日
- わが国政府は、ハイチ共和国を襲ったハリケーン・ジーン(同国上陸後に熱帯低気圧となった)により、甚大な被害が出ていることを受け、同国暫定政府に対し、約1260万円の緊急援助物資(毛布、テント、ポリタンク、発電機、スリーピングマット、プラスチックシート)を供与することを決定した。
- ハイチでは、17日(金)から19日(日)にかけて発生したハリケーンによる洪水被害により、死者700人以上、被災者約17万人、4000戸の家屋全壊、電気および水道施設の破壊等インフラ被害が発生している(22日現在)。
ハイチでは、現在、同国北部及び北西部を中心に広範囲の地域において被災者が不自由な避難生活を強いられている状況にあり、同国政府は、復旧のための自助努力を行なうとともに、国際社会に対し、緊急援助を要請している。
- わが国としては、今回の災害による被災者に対する人道的支援の観点およびわが国とハイチとの友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととしたものである。