国別地域別政策・情報 国別約束(年度別交換公文(E/N)データ)

ジャマイカにおける
ハリケーン災害に対する緊急援助について

平成16年9月13日


  1. わが国政府は、9月13日(月)、ジャマイカにおいてハリケーンによる甚大な被害が発生していることを受け、同国政府に対し、約1,220万円の緊急援助物資(テント、発電機、プラスチックシート、スリーピング・マット、毛布)を供与することを決定した。

  2. ジャマイカでは、10日から11日にかけて、同国沿岸を通過したハリケーン・アイバンにより、死者数19名、避難者約13,000名、また、同国全土にわたり、断水、停電となる等の被害が発生した。負傷者および行方不明者数は不明であり、主要道路が洪水や土砂崩れで通行不能となっており、被害全容を把握するにはなお時間を要するものと考えられる。
     現在、ジャマイカでは、全土288箇所に設置された避難所で多くの被災者が不自由な避難生活を強いられている状況にあり、同国政府は、国際赤十字連盟等国際機関の支援を得て復旧のための自助努力を行なうとともに、国際社会に対し、緊急援助を要請している。

  3. わが国としては、今回の災害による被災者に対する人道的支援の観点およびわが国とジャマイカの友好関係にかんがみ、同国に対し緊急援助を行うこととしたものである。

    (参考)
    ジャマイカは、カリブ海に位置する人口約260万人の島嶼国(面積、人口ともに新潟県とほぼ同規模)。わが国では、ブルーマウンテン・コーヒーの産地として知られる。

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