
バングラデシュ人民共和国
における洪水被害に対する緊急援助について
平成16年8月6日
- わが国政府は、8月6日(金)、洪水により被害を受けたバングラデシュ人民共和国に対し、約2,800万円の緊急援助物資(下痢症等の治療のための抗生剤、解熱剤、経口補水剤等の医薬品及び調理器具、衣類、バケツ、石鹸、蝋燭等生活必要品セット)の供与を行うことを決定した。
- バングラデシュ人民共和国では、モンスーン季の豪雨により国土の広い範囲で洪水が発生し、638名が死亡、約3000万名以上が被災している他、農地、家屋、道路等のインフラに大規模な損害(4日時点)が生じている。
今回の洪水被害を受け、バングラデシュ政府は洪水災害復旧事業を計画し被災者の救済等に当たると共に、国連が近く被災地の復興を支援するための国際的アピールを行う予定である。
- わが国政府としては、今次被害の深刻さおよび日本・バングラデシュ両国の友好関係に鑑み、人道上の観点から緊急援助を行うこととしたものである。