
パラグアイ共和国
における火災被害に対する緊急援助について
平成16年8月3日
- わが国政府は、8月3日(火)、火災発生により被害を受けたパラグアイ共和国政府に対し、約500万円の緊急援助物資(吸引チューブ、血圧計、外科用手袋、包帯等の医療資機材及び外傷用医薬品)の供与を行うことを決定した。
- パラグアイ共和国では、8月1日(日)(本邦時間2日(月))、首都アスンシオン市所在のスーパーマーケットにおいて、ガスボンベの爆発によると見られる大規模火災が発生し、少なくとも364名の死者及び524名の負傷者が発生している模様である(本邦時間3日(火)時点)。
このためパラグアイ政府は、緊急医療委員会を設置し負傷者の救済活動に当たると共に、わが国を含む国際社会に対し緊急援助を要請したものである。
- わが国政府としては、今次被害の深刻さ及び日本・パラグアイ両国の友好関係に鑑み、人道上の観点から緊急援助を行うこととしたものである。
- なお、本件火災被害に関し、8月2日、川口順子外務大臣より、ラチド・パラグアイ外務大臣に対し、犠牲となられた方及びそのご家族に対し哀悼の念を表する旨のお見舞いメッセージを発出した。