
ドミニカ共和国における
集中豪雨災害に対する緊急無償資金協力について
平成16年6月4日
- わが国政府は、6月4日(金)、集中豪雨災害を受けたドミニカ共和国政府に対し、被災民への食糧支援を目的として、15万ドル(約1,650万円)の緊急無償資金協力を行うことを決定した
。
- ドミニカ共和国では、5月23日(日)から24日(月)にかけて、ハイチ国境付近のヒマニ地域を中心に集中豪雨が発生し、死者410名、行方不明者278名および避難者2万9,644名の被害(30日時点)がもたらされた。この豪雨により、ドミニカ共和国では、依然として広範囲の地域において被災者が不自由な避難生活を強いられている状況にあり、同国政府は、復旧のための自助努力を行なうとともに、国際社会に対し、緊急援助の要請を行った。
- わが国としては、今回の災害による被災者に対する人道的支援の観点およびわが国とドミニカ共和国の友好関係に鑑み、今回の緊急無償資金協力実施することとしたものである。
- なお、わが国は、同国政府に対して約1,000万円相当の緊急援助物資(毛布、テント、発電機等)の供与を行うことを5月26日(水)に既に決定している。