アフガニスタンの
「選挙人登録計画」のための国連開発計画（UNDP）
に対する緊急無償資金協力について
平成16年3月19日
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わが国政府は、3月19日（金）、アフガニスタンにおける「選挙人登録計画」を支援するために、国連開発計画（UNDP）に対し、820万ドル（10億40万円）の緊急無償資金協力を行うことを決定した。
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2001年12月のアフガン各派によるボン合意は、政治プロセス（ボン・プロセス）の道程を設定し、これに沿って今年1月には新憲法が採択されるに至ったが、6月に予定されている正式政権発足のための選挙には、選挙人登録の実施が不可欠である。ボン合意が有権者登録の実施を国連に要請していることに基づき、国連アフガニスタン支援ミッション（UNAMA）とUNDPは、昨年12月に登録作業を開始、5月までにアフガニスタン全土に選挙人登録事務所を設置し、選挙人登録とこれにかかわる市民教育を実施する。
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わが国は、アフガニスタンにおける「平和の定着」実現のため、政治プロセス、治安改善、復興の全てにわたり総額6億ドルの支援を実施してきており、アフガニスタンの政治プロセスの進展における選挙人登録の重要性を考慮し、今回の緊急無償資金協力を実施することとした。