
モロッコにおける地震災害
に対する緊急援助について
平成16年2月25日
- わが国政府は、モロッコのアルホセイマにおいて地震被害が発生したことを受け、モロッコ王国政府に対し、被害者捜索救助を目的に、20名からなる国際緊急援助隊救助チームの派遣を決定し、25日(水)夜に本邦を出発する予定である。
- モロッコでは、日本時間24日(火)11時30分頃、首都ラバトの東北東約300kmのアルホセイマ市近郊を震源に、マグニチュード6.5の地震が発生し、日本時間25日午前8時時点において、死者564名、負傷者約300名が確認されている。
- モロッコ王国政府は、緊急対策本部を立ち上げ、救援・復旧活動のための自助努力を行っているが、日本時間25日午前9時30分頃、わが国政府に対して緊急援助を要請した。
- わが国としては、今回の災害による被災者に対する人道的支援の観点およびわが国とモロッコ王国との友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととしたものである。