
フィリピンにおける地滑り等被害
に対する緊急援助について
平成15年12月22日
- わが国政府は、豪雨を原因とする地滑り等による被害を受けたフィリピン共和国政府に対し、12月22日(月)、約1,600万円相当の緊急援助物資(プラスチックシート、テント、毛布、水槽等)を供与することを決定した。
- フィリピンにおいては、中部レイテ島や南部ミンダナオ島を中心に12月15日から降り続いた豪雨により、地滑り・鉄砲水が発生し、被災者約10万人、死者100名以上にのぼる甚大な被害が生じる事態となった。現在、フィリピンでは被害状況の正確な把握に努めるとともに、行方不明者の捜索作業等を行っている。
- わが国としては、今回の被災者に対する人道的支援の観点、およびわが国とフィリピンとの友好関係に鑑み、同国に対し緊急支援を行う用意がある旨伝達していたが、22日にフィリピン側にて支援要請物資の具体的内容が固まったことを受け、緊急援助物資を供与することとしたものである。