
韓国における
台風災害に対する緊急援助について
平成15年9月17日
- わが国政府は、台風による被害を受けた大韓民国政府に対し、9月17日(水)、約950万円相当の緊急援助物資(スリーピングマット100枚、2000L簡易水槽15台、3500L簡易水槽10台、発電機15台、コードリール15台)を供与することを決定した。
- 韓国においては、南部を中心に、9月11日から13日にかけて、台風14号により避難民約1万2,000名、死者100名強、被害総額が3,500億円以上にのぼる甚大な被害が生じる事態となった。現在、韓国では被害状況の正確な把握に努めるとともに、本格的な復旧作業に着手している。
- わが国としては、今回の被災者に対する人道的支援の観点、およびわが国と韓国との友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行う用意がある旨伝達していたところ、17日韓国側にて支援要請物資の具体的内容が固まったことを受け、緊急援助物資を供与することとしたものである。
(参考)本件については、14日(日)、小泉純一郎総理大臣および川口順子外務大臣より、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領および尹永寛(ユン・ヨングァン)外交通商部長官に対し、お見舞いの言葉を伝える電報を発出した。