
アルゼンチンにおける
洪水被害に対する緊急援助について
平成15年5月1日
- わが国政府は、5月1日(木)、洪水により被害を受けたアルゼンチン共和国政府に対し、約1,600万円相当の緊急援助物資(テント、毛布、スリーピングマット)の供与を行うことを決定した。
- アルゼンチンでは4月末までサンタフェ州を中心とする同国中部・中北部において豪雨が続き、特にサンタフェ州の河川の氾濫では家屋、農牧地、道路等に甚大な被害が発生し、4月30日現在、死者5名、行方不明者5名の他、約10万名以上の被災者が発生している。また、同地域はアルゼンチン有数の農牧地域であるため、約3,600万ヘクタールの農地にも被害が発生している。
- このような状況の中、アルゼンチン政府は4月30日、わが国政府に対して緊急援助を要請した。
- わが国政府としては、今回の被災の規模の大きさ、人道上の観点、およびわが国とアルゼンチン両国の友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うことにしたものである。