
マダガスカルにおける
洪水災害に対する緊急援助につい
平成15年2月6日
- わが国政府は、2月6日(木)、洪水被害を受けたマダガスカル共和国政府に対し、約1,265万円相当の緊急援助物資(簡易水槽、プラスチック・シート、浄水器、発電器、コードリール、石鹸)を供与することを決定した。
- マダガスカルでは、本年1月初旬から、アンタナナリボ州とフィアナランツォ州を中心に例年にない集中豪雨による洪水被害が発生したほか、1月27日以降には、熱帯性暴風雨が同国南東部を襲った結果、死者35名、被災者約4万5,000名、破損家屋約2,000戸のほか、農地、道路への被害等、甚大な人的および物的被害が発生した。
- 現在、マダガスカルでは、洪水により家屋に被害を受けた被災者が不自由な避難生活を強いられており、マダガスカル政府は復旧のための自助努力を行っているが、国際社会より更なる援助を必要として、わが国政府に対して援助の要請を行った。
- わが国としては、今回の災害による被災者に対する人道的支援の観点、およびわが国とマダガスカル両国の友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととしたものである。