
ルワンダにおける
髄膜炎流行に対する緊急援助について
平成14年10月7日
- わが国政府は、10月7日(月)、髄膜炎の流行により大きな被害を受けているルワンダ共和国政府に対し、約1000万円相当の緊急援助(ワクチン、注射器等の供与)を実施することを決定した。
-
ルワンダでは、本年6月に南部のブタレ州で髄膜炎の患者が確認されて以来、感染が同国南部および東部に拡大し、9月下旬までに死者が119名に達しており、更なる被害の拡大を防止する上でワクチンによる予防が極めて重要な課題となっている。
このため、ルワンダ政府は、ワクチン接種計画を策定し、自ら必要物資購入費用の緊急支出を行うとともに、わが国を含む国際社会に対し、緊急援助を要請していた。
-
わが国政府としては、今回の感染症流行の深刻さおよび日本・ルワンダの友好関係に鑑み、人道上の観点から同国に対し緊急援助を行うこととしたものである。なお、今回の協力を通じ、髄膜炎対策として約15万回分のワクチン接種の実施が可能となる。