
パプアニューギニア北西部における
地震災害に対する緊急援助について
平成14年9月20日
- わが国政府は9月20日(金)、地震による被害を受けたパプアニューギニア政府に対し、約600万円相当の緊急援助物資(ポリタンク1,000個、タオル1,000枚、発電機5台、毛布500枚、プラスティックシート20巻)を供与することを決定した。
- パプアニューギニアでは9月9日(月)未明、東セピック州都ウエワク市の西北西95kmの地点でマグニチュード7.5の地震が発生した。この地震により、人的および物的被害が発生した(死者4名、負傷者70名以上、被災者数約4,400名、全壊・半壊家屋700戸以上、その他、道路、水道、畑等に被害が発生)。
- 現在、パプアニューギニア北西部では、家屋に被害を受けた被災者が不自由な避難生活を強いられており、パプアニューギニア政府は復旧のための自助努力を行っているが、国際社会より更なる援助を必要として、17日(火)にわが国政府に対して援助の要請を行った。
- わが国としては、今回の災害による被災者に対する人道的支援の観点、およびわが国とパプアニューギニア両国の友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととしたものである。