
ミャンマー中部地方における
洪水災害に対する緊急援助について
平成14年9月18日
- わが国政府は、9月18日(水)、洪水により被害を受けたミャンマー連邦政府に対し、約1,000万円相当の緊急援助物資(テント20張、毛布2,640枚、発電器10台、ケーブル10台、シャベル300個、懐中電灯300個)を供与することを決定した。
- ミャンマー中部の商業都市モンユワにおいては、同市を通過するチンドウィン川の増水により、ミャンマー政府の規定する同河川の危険水位を約40年振りに超え、8月19日に同市の大半が浸水する大規模な洪水が発生し、約4万8,000人の住民が被災した。このような状況の下、ミャンマー政府は、被災者のためのキャンプを設置する等被災住民を支援するための措置を講じているが、国際社会より更なる援助が必要として、わが国政府に対して緊急援助を要請した。
- わが国としては、今回の洪水による被災者に対する人道的支援の観点およびわが国とミャンマーとの友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととしたものである。