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アフガニスタンにおける地震災害に対する緊急援助について
(続報2)
平成14年4月15日
4月4日、カブールで駒野臨時代理大使よりファルハング復興大臣へ引き渡された緊急援助物資は、わが国NGO(ジャパン・プラットフォーム参加NGOのJEN及びピースウィンズ・ジャパン)と連携・協力することによって、JENの倉庫に一時保管した後、6日、ピースウィンズ・ジャパンのトラック2台に援助物資を搭載し、被災地(ナハリーン)に向け出発しました。
物資引渡し式
(ファルハング復興大臣と駒野臨時代理大使)
ピースウィンズ・ジャパンの
トラックへ荷下ろし
ナハリーンで活動中の調査団・視察班は7日、援助物資(スリーピング・マット及びプラスチック・シート)の到着を確認し、現地対策本部に引き渡しました。また、視察班は、暫定政権及び国連機関関係者、そして被災民からの聞き取り調査を行った結果、当面の緊急物資の搬送・配布も一段落し、地震による緊急事態は終わり、復旧・復興段階に入りつつあると報告しています。ナハリーン旧市街地は建物の損壊が激しく、かつ余震が続いているため、住民はテントあるいは野外での生活を余儀なくされていましたが、国連関係者によれば、食料、テント、毛布等の一般物資は足りており、今後は水、医療・保健、崩壊した建物の再建に対する支援が必要とのことです。
倒壊家屋と配布テント
被災民への聞取り調査
緊急援助物資の被災地到着
現地対策本部への物資引き渡し
後日談:難所サラン峠越え
今回の地震は、アフガニスタンの首都カブールから北東160kmに位置するバグラン県で発生し、最も被害の大きかった地区がナハリーンです。当初調査団は4月1日にカブールからナハリーンへ行こうとしましたが、途中サラン峠のトンネルを通過しなければなりませんでした。このトンネルはアフガニスタン屈指の難所と言われており、長さは2km程度ですが、標高3,600mに位置し峻険なヒンズークシ山脈の中腹を通っているため、トンネル内部は雪が凍結してアイスバーン状態となっています。調査団がこのトンネルを通過しようとしたときは、吹雪となってしまい、トンネルの内外で多くの車が立ち往生してしまい、しかも日没となったため、安全面を考慮して、一旦カブールへ引き返さざるを得ませんでした。
さらに、サラン峠は隔日一方通行であるため、調査団は翌4月2日ではなく3日に再出発することとなりました。無事サラン峠を越えたのは3日の夕刻であり、ナハリーン近郊の町(プリクムリ)到着はすっかり夜となりました。
ヒンズークシ山脈のサラン峠
サラン峠の渋滞
トンネル内のアイスバーン
調査団、サラン峠を無事通過
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