
ボリビアにおける集中豪雨被害に対する緊急援助について
平成14年2月22日
- わが国政府は2月22日(金)、集中豪雨による被害を受けたボリビア共和国政府に対し、緊急援助物資として毛布、プラスチックシートおよびテント(計約700万円相当)の供与を行うことを決定した。
- ボリビアでは、2月19日午後(現地時間)、首都ラパス市において集中豪雨が発生したことにより、家屋損壊をはじめ甚大な被害が生じた。ラパス市発表および現地報道によれば、21日(現地時間)現在、死者77名、負傷者約200名、行方不明者50名以上、被災者総数約3,000名の人的被害が生じた他、ラパス市内の道路、橋梁等の交通インフラにも大きな被害が出た。
このため、ボリビア政府は大統領府を中心とする関係省庁等による対策本部を設置し救援および復旧作業にあたるとともに、わが国政府に対して緊急援助を要請した。
- わが国としては、今次災害の深刻さおよび日本・ボリビア両国の友好関係に鑑み、人道上の観点から緊急援助を行うこととしたものである。