平成14年1月25日

1. わが国政府は1月25日（金）、火山噴火災害に見舞われたコンゴ民主共和国政府に対し、20万ドルの緊急援助（無償資金協力）並びに毛布、テント、ポリタンクおよびプラスチックシートからなる約2,200万円相当の緊急援助物資、あわせて総額約4,340万円相当の緊急援助を行うことを決定した。
   
   
2. コンゴ民主共和国では、1月17日、東部地域のニイラゴンゴ火山が噴火し、麓のゴマ市住民を中心に150名程度の死者のほか、約60万人の被災者が発生している。このため、コンゴ民主共和国政府は、自ら救援活動にあたるとともに、わが国を含む国際社会に対し、緊急援助を要請した。
   
   
3. わが国政府としては、今次災害の深刻さおよび日本・コンゴ民主共和国の友好関係に鑑み、人道上の観点から緊急援助を行うこととしたものである。