
タジキスタンにおける
干ばつ被害に対する緊急援助について
平成14年1月25日
- わが国政府は1月25日(金)、タジキスタン共和国政府に対し、同国が直面する干ばつ対策を支援するため、5,000万円相当の緊急援助(無償資金協力)を行うことを決定した。
- タジキスタンでは、過去2年間続いた干ばつにより全土で約100万人が影響を受けており、特に南部のハトロン州および北部のソグド州で約58万人が深刻な被害を受けている。このような状況を受け、昨年10月にアキロフ首相は小泉純一郎総理大臣に対して緊急支援を要請した。今回の緊急無償はこの要請に応じて供与されるものである。
- この緊急援助は、わが国政府が昨年9月19日に公表した「米国における同時多発テロへの対応に関するわが国の措置」のうち、「周辺国および関係諸国に対する人道的・経済的その他の必要な支援」の一環として実施することとし、今般のアフガニスタン復興支援国際会議の開催に際して行うこととしたものである。