
セネガルにおける洪水災害に対する緊急援助について
平成14年1月24日
- わが国政府は1月24日(木)、洪水により大きな被害を受けているセネガル共和国政府に対し、緊急援助として、テント、毛布、スリーピング・マットからなる緊急援助物資(約1,500万円相当)を供与することを決定した。
- セネガルでは、本年1月中旬に集中豪雨に見舞われ、セネガル河を始めとする河川の異常な増水による氾濫で同国北部地域において洪水が発生したため、家屋の喪失、農地の冠水等の被害を受け、現在10万人が被災し、更に拡大の様相を呈している。このため、セネガル政府は、自ら緊急援助物資購入費用の緊急支出、被災民への食糧配給などの救援活動にあたるとともに、わが国を含む国際社会に対し、緊急援助を要請した。
- わが国政府としては、今次災害の深刻さおよび日本・セネガルの友好関係に鑑み、人道上の観点から緊急援助を行うこととしたものである。