
ナイジェリアにおける洪水災害
に対する緊急援助について
平成13年9月21日
- わが国政府は9月21日(金)、洪水被害に見舞われたナイジェリア連邦共和国政府に対し、緊急援助として医薬品(抗生物質、下痢薬、抗マラリア薬等)を供与(約1,500万円相当)することを決定した。
- ナイジェリアでは、本年8月末より継続している豪雨の影響で、同国北部のカノ、ジガワ両州周辺地域において河川の氾濫およびダムの決壊による洪水が発生した。ナイジェリア赤十字によれば、死者約200人、被災者総数の見積もりは約8万2,000人のほか、家屋、農産物等にも甚大な被害が及んでいる。このため、ナイジェリア政府は、自ら救援活動にあたるとともに、わが国を含む国際社会に対し、緊急援助を要請した。
- わが国政府としては、今次災害の深刻さおよび日本・ナイジェリア両国の友好関係に鑑み、人道上の観点から緊急援助を行うこととしたものである。