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フィジー総選挙に対する日本人選挙監視要員の派遣について

平成13年8月16日

  1. わが国政府は、本年8月25日から9月1日まで行われるフィジー諸島共和国総選挙が公正かつ民主的に実施されることを支援するため、10名の選挙監視要員を8月18日(土)から9月15日(土)まで国連ボランティアとして同国に派遣することを決定した。

  2. わが国国連選挙監視要員は、フィジー滞在中、国連選挙監視団の一員として総選挙の準備、投票および開票などの監視活動を行う予定である。

  3. また、小島敏男外務大臣政務官が、8月20日、ナウル共和国にて開催予定の太平洋諸島フォーラム(PIF)域外国対話に出席した帰路、24日から26日までフィジーに滞在し、総選挙の準備・投票状況や選挙監視活動の状況等を視察する予定である。

  4. 今回の総選挙は、2000年5月の武装勢力によるフィジー国会占拠事件に端を発した政治的混乱を民主的手続きにより正常化するため、本年3月に発足した選挙管理内閣により憲法の下に行われるものである。この選挙が自由かつ公正に実施されることは、フィジーの民主主義回復を名実ともに内外に示す上で極めて重要である。

  5. なお、日本人選挙監視要員派遣に必要な経費には、わが国が既に国連開発計画(UNDP)を通じ供与した、フィジー総選挙支援にかかる緊急援助(無償資金協力)(37万ドル:3,959万円)の一部(10万ドル:1,070万円)が充てられる。

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