
ジャパン・プラットフォームに対する資金拠出について
平成13年7月31日
- わが国政府は7月31日(火)、このジャパン・プラットフォーム(注1)を支援し、その活動基盤を強化するため、ジャパン・プラットフォームを構成するNGO(非政府組織)ユニット(NPO(民間非営利団体)法人)のマネープール(注2)に対し、5億8,000万円の資金拠出を決定した。
- この資金は、わが国NGOが被災地等において緊急人道支援活動を行う際、初期調査、現地体制の立ち上げ、緊急救援物資の配布等をより迅速に行うために使用される。今般の支援により、わが国の緊急人道支援における国民参加の基盤が強化されるとともに、災害、紛争に見舞われた方々に対するわが国NGOによる「顔の見える援助」が促進されることが期待される。
(注1)ジャパン・プラットフォームは、災害、紛争等に際してより迅速且つ効果的な緊急人道支援活動を行うため、わが国NGO、経済界および政府が連携・協調することを目的として、昨年8月に発足した。本年2月には第一回目の活動として、印西部地震の被災者に対する支援を実施している。
(注2)ジャパン・プラットフォームのマネープールとは、災害、紛争地においてわが国NGOが迅速な初動活動(初期調査、現地体制の立ち上げ、緊急救援物資の配布)を行うため、必要な資金をプールしておくもの。