
ペルーにおける地震災害に対する緊急援助について
平成13年6月26日
- わが国政府は6月26日(火)、地震により被害を受けたペルー共和国政府に対し、50万ドル(5,350万円)の緊急無償援助および先方の要請に応じ緊急援助物資として毛布およびテント(約1,000万円相当)の供与を行うことを決定した。
- 6月23日(現地時間)、ペルーでは南部モケグア県、アレキパ県およびタクナ県を中心に発生した地震により、家屋の倒壊、道路の損壊など、大規模な被害が生じている。ペルー政府によれば24日(現地時間)現在、死者71名、負傷者1,178名、行方不明者61名、被災者20,050名の人的被害が生じている。
このため、ペルー政府はパニアグア大統領他閣僚が現地を視察し、自ら救援活動にあたるとともに、わが国政府に対して緊急援助を要請した。
- わが国としては、今次災害の深刻さおよび日本・ペルー両国の友好関係に鑑み、人道上の観点から緊急援助を行うこととしたものである。