
モザンビークにおける洪水災害に対する緊急援助について
平成13年3月9日
- わが国政府は3月9日(金)、洪水により大きな被害を受けたモザンビーク共和国政府に対し、20万ドルの緊急無償援助およびテント、毛布、発電機、浄水器等を内容とする緊急物資援助(約3,000万円相当)することを決定した。
- モザンビークでは、本年1月中旬から降り続いた豪雨により洪水災害が発生した。この水害は同国中部4州(ザンベジア、テテ、マニカ、ソファラ各州)に広がり、これら地域を流れるザンベジ川の上流のジンバブエ、ザンビア等においても大規模な降雨に見舞われ、ダムの放水が行われたことから、同河川流域において特に大きな人的・物的被害が続出している。
モザンビーク政府は雨期が3月末まで続き、洪水の状況が深刻化する可能性が高く、政府の対応能力も限界に達しているとして、国際社会に対し支援を要請した。
- わが国政府としては、今次災害の深刻さおよび日本・モザンビーク両国の友好関係に鑑み、人道上の観点から緊急援助を行うこととしたものである。
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