(4)「ODAに関する有識者懇談会」の実施
外務省は、限られた予算の中で、ODAをこれまで以上に効率的かつ効果的に活用していく観点から、河野外務大臣の下で、2018年7月から計4回にわたり、ODAに関する有識者懇談会を開催しました。この懇談会では、ODAに関わる実施主体(国際協力NGO、民間団体等)をどのように強化し、各々の特性を活かした役割を担ってもらうかについて有識者に議論を行っていただき、11月、第4回会合の際に提言を提出いただきました。提言の具体的な内容は以下の5点です。
1.開発協力の全体像の中での役割分担の検討、競争と連携の強化
2.ODAに関する国民・市民の理解・認知度向上
3.NGOの財政基盤強化としての一般管理費の拡充
4.国際協力の財源強化としての官民マッチングファンドの創設
5.開発協力を担う人材の育成
外務省は、これらの提言の内容をしっかりと受け止め、様々な関係者と良く議論をし、ODAをより効率的かつ効果的に実施していきます。