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「グローバルフェスタJAPAN2011」開催報告

平成23年10月


 10月1日(土曜日)及び2日(日曜日),東京の日比谷公園にて「グローバルフェスタJAPAN2011」が開催されました。両日とも天候に恵まれ,会場は大賑わい。2日間で過去最高の11万2千万人が来場しました。

 今年のテーマは「絆~私たちはつながっている 世界は日本とともに。日本は世界とともに。」。特別企画の「日比谷公園を「絆」の絵で埋め尽くそう!プロジェクト」では,東日本大震災後に途上国を含む多くの国々から寄せられた応援の絵やメッセージを紹介したほか,被災地の子供達(福島県飯舘村,宮城県女川町,東松島市野蒜)の「私の10年後」,「世界のみんなありがとう」の絵を展示。来場者の中には,観覧されているうちに涙ぐんでしまう方もおられるほど。多数の方に,震災を通じて改めて感じられた世界と日本との間の深い絆を再認識していただいたと同時に,子供たちに励まされるかのように,震災復興支援の継続の必要性と国際協力の重要性を感じていただきました。

 玄葉外務大臣も1日(土曜日),ODA広報テレビ番組「地球VOCE(ヴォーチェ)」のナビゲーターの藤原紀香さんと共にこれらの絵の展示を視察。玄葉大臣は「日本のODAが活きていると感じた。野心なくODAを活用して,世界を国際益で支援してきたことが,震災の後の支援にもつながった。内向き志向から脱却しなければいけない。」と感想を述べました。

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    絆の道を視察する玄葉外務大臣と藤原紀香さん

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じっくりご覧になる方が多かった「絆」の絵

 メイン・ステージでは,東日本大震災を機に関心が高まったボランティア参加についてのステージ(「やってみたい!ボランティア」)やODA広報テレビ番組(「地球VOCE(ヴォーチェ)」)のメイン・ナビゲーターの藤原紀香さんのトークショー,モーニング娘。が外交官先生と共にODAについて学ぶステージ,等が行われ,大盛況でした。

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    「モーニング娘。と一緒に学ぶ国際協力」の様子

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    後ろの客席は,立ち見のお客様でいっぱいです。

 その他,大学生の国際協力活動の紹介や意見交換を目的とした「大学生ブース」が今年初めて設置されたほか,サブ・ステージでは,新たな試みとして国際協力の分野で就職を目指す人向けのセミナーやPKO隊員の経験談等が行われました。

 国内最大の国際協力フェスティバルとして定着したグローバルフェスタJAPAN。今年は震災の経験を通じて,国際協力の重要性が改めて感じられる場となりました。

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