ODA評価年次報告書2025 | 外務省

ODA評価年次報告書2025

編集後記

「評価は人と人をつなぐ取り組み」と昨年この場で申し上げました。この一年間、その意味を問い直しながら進めた取り組みの果実をお届けします。併せて、取り組みに関わっていただいたすべての方々にお礼を申し上げます。

私たちは「評価は使われてこそ価値がある」と肝に銘じています。使われるために目指すのは、評価する側とされる側が共に意を尽くす評価、北風ではなく太陽となる評価、本音と建前の壁を越える評価。

目指すものが立派でも、それだけでは目の前の現実は変わりません。変えるためにやることが沢山あります。相手への配慮、事実の確認、論理的な検討、冷静な判断、地道な検証、膨大な下準備、丁寧なコミュニケーション・・・。大勢の方々にご協力いただきました。

私たちが手掛ける評価は過去を振り返る「事後評価」です。立場や考えの異なる方々と議論を重ね紆余曲折と手戻りを繰り返しました。種を蒔き育てた当時に思いを巡らせ、たわわな実りを目にしました。時を超えて人と人をつなぐことが出来たと思います。評価する方々、評価される方々、周辺で支えてくださった方々、皆さまのお陰です。ありがとうございました。

評価を進めるなかで2024年の人たちをつなぎ、評価の結果で過去と今をつなぎ、その学びを未来に活かします。

改めて申し上げます。「評価は時間さえも超えて人と人をつなぐ取り組み」です。そのことを味わえたのは一年かけて得た貴重な収穫でした。

読者の皆様が同じ体験をしていただけるよう祈りこの小冊子をお届けします。ご紹介する個々の評価報告書とともによく噛んでお召し上がりください。多少の苦味も効いた芳醇な品々と自負しております。

大臣官房ODA評価室長
新井和久 

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