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ミャンマーにおける母乳・補助食の栄養指導と生計向上支援事業(第2期)
(Infant and Young Child Feeding and Livelihood Programme in Myanmar Phase II)

第1期の活動で収穫した卵を分け合う様子(写真)
国名 ミャンマー 事業地地図(PDF)
事業期間 2011年10月1日~2012年9月30日
分野 医療・保健
実施団体 公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン他のサイトヘ
プロジェクトの概要
  事業対象地であるバゴ地域テゴン・タウンシップでは,ミャンマーで最も貧しい地域の一つに数えられ,人口の7割が土地を持たず日雇い労働や家畜飼育で生計を立てている貧困層である。このような貧困層の世帯では,農期前と収穫期以外の労働機会が少なく,食料不足と家計の不安定さが子どもの栄養にも直接的な悪影響を及ぼしている。
  特に,乳幼児は日常の食生活で引き起こされる栄養不足が多くなっており,これは保護者の栄養に関する知識が充分にないことに加え,一部の適切でない食に対する考え方や子どもの食にかける時間と食料不足に起因していると考えられている。
 こうした状況に鑑み,団体は2009年2月から第1期事業を開始し,完全母乳育児の推進,子どもに必要な食事の指導や生計向上支援を通じて,栄養不良の子どもの数を半減させるなど効果をだしている。本申請事業では,更に対象村の拡大,持続的な保健医療を構築することを目的として,以下の活動を実施する。
  本件事業は,事業対象地域の60村において,5歳未満の子どもの慢性・急性栄養不良を改善するため,以下の活動を実施する。
(1)適切な栄養知識の提供と乳幼児の母乳・補助食の実践
(2)村における中度栄養不良児の成長回復プログラム
(3)生計向上支援活動
プロジェクトの進捗
開始
(写真)事業開始前の身長体重測定
中間報告
(写真)村でのアドボカシー会合
完了
(写真)助産師さんへの聴き取り
その他特記事項
なし
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