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タンザニアに対する円借款の供与について

平成19年3月9日

  1. 我が国政府は、タンザニア連合共和国政府に対し、「第4次貧困削減支援借款」及び「アルーシャ-ナマンガ-アティ川間道路改良計画」の実施のため、88億5,700万円を限度とする円借款を供与することとし、このための書簡の交換が3月9日(金曜日)、ダルエスサラームにおいて、我が方伊藤誠駐タンザニア連合共和国大使と先方ムゴンジャ財務次官(Mr. Gray S. MGONJA, Permanent Secretary, Ministry of Finance)との間で行われた。

    対象案件及び供与限度額
    (1)第4次貧困削減支援借款 20億円
    (2)アルーシャ-ナマンガ-アティ川間道路改良計画 68億5,700万円

    計 88億5,700万円

  2. 案件の概要

    (1)第4次貧困削減支援借款
     本計画は、タンザニア連合共和国政府が「成長と貧困削減のための国家戦略」に基づいて進めている各種改革を、世界銀行の第4次貧困削減支援借款との協調融資により、財政的に支援するものである。

    (2)「アルーシャ~ナマンガ~アティ川間道路改良計画」
     本計画は、タンザニア連合共和国のアルーシャとケニア共和国のアティ川を結ぶ国際幹線道路240kmのうち、タンザニア側の104.3km(Arusha~Namanga間)の道路建設及び関連インフラの整備を実施する。

  3. 供与条件

    (1)第4次貧困削減支援借款
     (イ)金利:年0.01%
     (ロ)償還期間:40年(10年の据置期間を含む)

    (2)アルーシャ-ナマンガ-アティ川間道路改良計画
     (イ)金利:年0.01%
     (ロ)償還期間:40年(10年の据置期間を含む)
     (ハ)アンタイド

  4. 「アルーシャ-ナマンガ-アティ川間道路改良計画」は、2005年のG8サミットにおいて発表された小泉前総理の対アフリカ支援策の一環である我が国とアフリカ開発銀行(AfDB)との協調融資の案件である。
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