
ケニアのケニヤッタ大学に対する一般文化無償資金協力について
平成18年7月4日
- 我が国政府は、ケニア共和国政府に対し、「ケニヤッタ大学日本語学習機材整備計画(the Project for the Improvement of Japanese Language Learning Equipment of Kenyatta University)」の実施に資することを目的として、3,850万円を限度とする額の一般文化無償資金協力を行うこととし、このための書簡の交換が7月4日(火曜日)、ナイロビにおいて、我が方宮村智駐ケニア共和国特命全権大使と先方アモス・キムニャ財務大臣(Mr. Amos Kimunya, Minister for Finance)との間で行われた。
- ケニヤッタ大学は、1985年に創設されたケニアで第二の規模と歴史を有する総合大学であり、同国における教育・研究振興に大きな役割を果たしている。
同大学では2004年に日本語講座を開設したが、受講希望者は年々増加しており、社会人を対象とした講座のニーズにも応えるため、日本語講座を更に強化する計画を有している。しかしながら、同国の厳しい財政状況のため、新規機材の購入が困難な状況にある。
このような状況の下、ケニア政府は、ケニヤッタ大学が日本語学習機材を購入するために必要な資金につき、我が国政府に対して一般文化無償資金協力を要請してきたものである。