
エクアドルの国際ラテンアメリカ情報高等研究センターに対する一般文化無償資金協力について
平成18年6月22日
- 我が国政府は、エクアドル共和国政府に対し、「国際ラテンアメリカ情報高等研究センター映像及び音響機材整備計画(the Project for the Improvement of Television Production Equipment and Sound Equipment of the Latin American International Center for Superior Communication Studies/el proyecto para el mejoramiento de equipos de produccion televisiva y de sonido del Centro Internacional de Estudios Superiores de Comunicacion para America Latina)」の実施に資することを目的として、5,260万円を限度とする額の一般文化無償資金協力を行うこととし、このための書簡の交換が6月22日(木曜日)(現地時間6月21日(水曜日))、キトにおいて、我が方平松弘行駐エクアドル共和国特命全権大使と先方フランシスコ・カリオン・メナ外務大臣(Mr.Francisco Carrion Mena, Minister of Foreign Affairs)との間で行われた。
- 国際ラテンアメリカ情報高等研究センターは、1959年にジャーナリズム分野の教育機関として設立され、エクアドル人のみならず、他の中南米諸国から多くの研修生を受け入れるとともに、教育・文化関連の番組制作を行っており、同国における教育・文化振興に大きな役割を果たしている。
- 同センターでは各種教育活動を強化したいと考えているが、同センターが有する機材は老朽化し、効率的な教育活動に支障を来すに至っているが、同国の厳しい財政状況のため、新規機材の購入が困難な状況にある。
このような状況の下、エクアドル政府は、ラテンアメリカ情報高等研究センターが映像及び音響機材を購入するために必要な資金につき、我が国政府に対して一般文化無償資金協力を要請してきたものである。