
パキスタンに対する緊急震災復興支援のための円借款の供与について
平成18年1月5日
- わが国政府は、パキスタン・イスラム共和国政府に対し、同国の地震災害救済と経済再建に寄与するため、総額112億2,000万円までの円借款を供与することとし、このための書簡の交換が、1月5日(木曜日)、イスラマバードにおいて、わが方麻生太郎外務大臣と先方クルシード・マフムード・カスーリ外務大臣(Mr. M. Khurshid Mahmoud Kasuri, Minister for Foreign Affairs of the IslamicRepublic of Pakistan )との間で行われた。
- 円借款の内容
供与される資金は、震災復旧・復興のために緊急に必要な資機材の輸入および役務等の決済資金(2005年10月8日(地震発生時)以降に生じたものが対象)に充てられる。
(注)本円借款は、2005年11月、パキスタン震災復興支援国会合において、塩崎恭久外務副大臣から供与の決定を表明したもの。
- 供与条件
(1)金利:年1.3%
(2)償還期間:30年(10年の据置期間を含む。)
(3)調達条件:一般アンタイド
- なお、今回の円借款の供与により、これまでにわが国がパキスタンに供与した円借款の総額は、8,569億円となる。