
パラグアイに対する円借款の供与について
平成17年12月27日
- わが国政府は、パラグアイ共和国政府に対し、「イグアス水力発電所建設計画」(Proyecto de la Central Hidroelectrica del Rio Yguazu)のため、214億0,200万円を限度とする円借款を供与することとし、このための書簡の交換が12月26日(月曜日)(現地時間)、アスンシオンにおいて、わが方高橋利弘駐パラグアイ国大使と先方ラチド外務大臣(LEILA RACHID, Ministra de Relaciones Exteriores de la Republica del Paraguay)との間で行われた。
- 対象案件の概要
パラグアイ共和国カアグアス県およびアルト・パラナ県において既存のイグアス貯水池を活用したピーク対応の水力発電所を建設することにより、同国における安定的な電力供給の実現(停電リスクの減少等)を図り、もって持続的な経済成長に寄与するもの。
- 供与条件
(1)金利:年0.75%(優先条件)
(2)償還期間:40年(10年の据置期間を含む)
(3)調達条件:一般アンタイド
- なお、今回の円借款の供与により、これまでにわが国がパラグアイに対して供与した円借款の総額は1,334億3,800万円となる。