わが国政府は、世界食糧計画(WFP)を通じ、「世界最悪の人道危機」と呼ばれるスーダン西部ダルフール紛争被災民(スーダンおよびチャド)、干魃等による深刻な食糧危機に直面する南部アフリカ諸国、リベリア等不安定な移行期の中で食糧を必要とする国など、アフリカ7ヵ国に対し、合計12億8,000万円の食糧援助を行うこととし、このための書簡の交換が、日本時間10月28日(金曜日)、ローマにおいて、わが方松原亘子駐イタリア国大使と先方ジャン・ジャック・グレイスWFP上級事務局次長(Mr. Jean-Jacques. Graisse, Senior Deputy Executive Director)との間で行われた。
今回の食糧援助の対象内訳(カッコ内は供与額)。
(1)スーダン・ダルフール地域の国内避難民等 (3億3,000万円)
(2)チャド東部のダルフール難民等 (1億5,000万円)
(3)コートジボワール被災民 (2億円)
(4)リベリア被災民 (2億円)
(5)スワジランド被災民 (1億円)
(6)ザンビア被災民 (1億5,000万円)
(7)ジンバブエ被災民 (1億5,000万円)