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ウガンダのマケレレ大学に対する文化無償協力について

平成16年3月15日

  1. わが国政府は、ウガンダ共和国政府に対し、マケレレ大学が印刷・製本機材を購入するため(the supply of printing and binding equipment to Makerere University)、4,980万円を限度とする額の文化無償協力を行うこととし、このための書簡の交換が3月15日(月)、カンパラにおいて、わが方伊東喜昭在ウガンダ共和国大使と先方ジェラルド・センダウラ財務・計画・経済開発大臣(Hon.Gerald Ssendaula, Minister of Finance, Planning and Economic Development)との間で行われた。

  2. マケレレ大学は1922年に設立されたウガンダの最高学府であり、約3万人の学生と約1万人の教職員が所属している。同大学の付属組織である印刷所は、学内および政府等の教育関係の印刷・製本業務を行っているほか、フルカラーのパンフレットやポスター等の製作も手がけている。また、同大学や他の大学でグラフィック・デザインを学ぶ学生が原稿作成やレイアウト構成、印刷の実技を同印刷所で学んでおり、印刷関連の研修機関としての役割も担っている。しかしながら、現在使用されている印刷機材は70年代に購入されたものであるため、機材の老朽化が著しく、同印刷所の幅広い業務・活動の妨げとなっているが、ウガンダ政府の財政難および同大学の予算上の制約から、必要な機材の購入が困難な状況にある。
     このような状況の下、ウガンダ政府は、マケレレ大学が印刷・製本機材を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである。
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